圃場作りと定植から管理

【メロン栽培】ハウス栽培と露地栽培、どちらを選ぶべきか?【収量は同じ】

メロン栽培を始めて7年になります。私はこれまで ハウスでの立体栽培露地での地這い栽培 の両方を経験してきました。

これからメロンを育ててみたい方にとって、「ハウス栽培と露地栽培のどちらが良いのか?」は気になるポイントではないでしょうか。

私の実体験をもとに、それぞれの特徴をまとめましたので参考にしてみてください。

結論:収量に大きな差はない


結論から言えば、ハウス栽培と露地栽培の収量に大きな差はありません
ただし、仕立て方の違い によって株あたりの収穫数は変わります。

  • ハウス(立体栽培):1株から1果
  • 露地(地這い栽培):1株から3〜4果

一見すると露地の方が多く収穫できそうですが、露地はツルを複数本伸ばす分、必要な栽培面積も広がります。結果として、同じ面積で比較すると収量はほぼ同じ になるのです。

なお、ハウス内でも地這い栽培は可能ですが、露地では立体栽培はできません。

作業面:露地の方が省力的だが腰に負担

作業効率という観点では、露地栽培の方がシンプル です。

ハウス立体栽培

  • 支柱や誘引、吊り下げ用の道具が必要
  • 栽培空間を有効活用できる

露地地這い栽培

  • 支柱・誘引作業が不要で省力化
  • ただし、しゃがんで作業する時間が長く、腰に負担がかかる

初心者の方で畑や余った土地があるなら、まずは 露地でトンネル栽培 をおすすめします。ハウスをお持ちの方は、ハウス内で地這い栽培から始めても良いでしょう。

鳥害・獣害の心配について

露地栽培を検討する際、心配になるのが 鳥害や獣害 です。

しかし、メロンはトンネル内で育てるため、基本的に被害の心配はありません。
トンネル内で交配し、そのまま収穫まで栽培できます。

ただし、換気のためにトンネルを開ける際は注意が必要です。

  • 開口部は 10cm程度 にとどめる
  • カラスは羽が引っかかるのを嫌うため、狭い隙間で十分
  • トンネル周囲に糸を張るのも有効

一方で、イノシシなど大型獣が出没する地域では、電気柵の設置など防除対策が不可欠です

栽培技術は不可欠 ― 経験を積み重ねることが大切

まとめ

  • 収量はハウスも露地も大差なし
  • 作業の手軽さでは露地>ハウス立体
  • 鳥害はトンネルでほぼ防げるが、獣害には電気柵が有効
  • 栽培には経験が不可欠。失敗から学ぶ姿勢が大切

これからメロン栽培を始める方は、環境や設備に応じて方法を選びつつ、まずは小規模から挑戦してみると良いと思います。

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ABOUT ME
佐々木
秋田でメロン栽培している農家。 農業初心者&新規就農者に希望を届けたい! メロン栽培の面白さに惹かれ農業開始→就農1年目でメロンで壱等・知事賞を受賞 。ブログでは農業の考え方などを配信中
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