圃場作りと定植から管理

メロンの定植から定植後の栽培管理のやり方【春と夏の違い】

がっしりとした苗を育苗で育てられたら、圃場に植える作業をします。

メロンでは春作と夏作で種をまいてからハウスに植えるまでの日数が違ったり、株間などの栽培の違いがあるんです。

今回は、植え方や植えてからの栽培管理法について紹介したいと思います。

春作と夏作の定植の違い

春に植える場合、株間は30~35cmにして早い時期は広めに取り、5月に入ってからは30cmにして植えます。

定植時期は、種をまいてからだいたい35日前後の本葉が3.5~4.0葉展開したとき。

また、地温が18度に達しているのを確認してから植えるようにします。

これは、苗が最低地温18度あれば活着するため。

なので、曇りや雨が続きそうなときより、朝晩と多少冷えても晴れが続くときに植えたほうがいい。

そのため数日の早い遅いは関係なく、天気を見計らって植えるようにします。

夏に植える場合は、株間は30~35cm

定植時期は、種をまいてから20日前後の本葉が2.5葉(本葉3枚目が展開しかけた頃)展開したとき。

早朝または、午後3時以降に植えて日中の強い日差しを避けるようにします。

夏作の温度管理は春と比べて温度に気を使う必要がないのでハウスは夜間でも開放して温度をなるべくさげるように管理します。

苗を畝に植えるときの5つのポイント

  1. 植え穴は植える直前に開け、軽く潅水して湿らせる。
  2. 植え穴は深くしない。マルチ面よりポット土を高くする。
  3. 胚軸に土をつけないように、根鉢の周囲に土を寄せる。
  4. 浅植えで株元は乾かす。
  5. 定植後、活着まで4~6日かかるので一週間ぐらいは手で潅水をする。

春作の場合、潅水するときはあらかじめバケツなどにためておき温度を温めておく。

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植えてからの栽培管理

植えてからの温度管理は、夜に温度が下がらないように早めにトンネルと保温資材で温度を下げないようにして、ハウスの入り口やサイドから冷たい風が入り込まないようにしっかりと閉める。

霜の恐れがある、5月上旬まではトンネルをして温度を確保するが、日差しのあるときは、ハウス内のトンネル内の気温が高くならないように換気を行うなどの細やかな温度管理が必要です。

夜のハウス外の温度が、15~17度以上であればハウスをあけて管理。

交配後はハウス内の換気をして湿度が高くならないようにする。

ハウス内の湿度が高いと、メロンのネットにカビが生えたりするので、なるべく換気につとめる。

雨が降ったときは、ハウス内に雨が入らないようにハウスは閉める。

温度や湿度でハウスの開け閉めをこまめにしないといけなくてなれないうちは大変です。

私も、慣れないうちはメロンの表面にカビを生やしてしまったりして失敗しました。

雨が降ったらハウスを閉めに行ったりなど、面倒だなと思うかもしれませんが、しっかりと管理してやらないと品質のいいメロンは収穫できないので重要な作業です。

ABOUT ME
佐々木
秋田でメロン栽培している農家。 農業初心者&新規就農者に希望を届けたい! メロン栽培の面白さに惹かれ農業開始→就農1年目でメロンで壱等・知事賞を受賞 。ブログでは農業の考え方などを配信中
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