栽培を始めて交配してから、50~58日経つと収穫できます。
収穫の前に糖度が十分にあるのか確認してから収穫をしましょう。試し割りをしないと収穫したときに、十分に糖度がなくせっかくのメロンが「あまり甘くないな」なんてことになりかねません。
測定方法は、とても簡単にできるので紹介したいと思います。
収穫前に試し割りをして確認しよう

正確な判定は、試し割りをして糖度が15度以上あれば収穫できます。
糖度15度あればOK
開花後50~58日を収穫の目安とするのであれば、その前の45~50日ぐらいのときに試し割りを行いましょう。
糖度測定器で測定して、糖度が15度以上あれば大丈夫です。それよりも低い数値だと収穫時期を遅くすることで糖度をあげることができます。
例えば、開花後45~50日で15度あれば、収穫するときには糖度が16~17度ぐらいになります。
測定日から逆算して収穫日を決めましょう。
3日で1~2度糖度が上がる
試し割を行って、糖度が十分でなかった場合は、収穫時期を遅らせると糖度があがります。
具体的には、3日で1~2度ほど糖度があがります。
なので、測定日に13度と低かったときは収穫日は6日ほど遅らせると15度で収穫できますね。
ひとつ注意点があります。
メロンの収穫適期は、意外と幅が狭いので遅れすぎてしまうと、裂果や黄化する場合があるので気をつけてください。
簡単に測定できる
糖度測定は間単にできます。
そのためには、専用の測定器が必要になります。スイカやメロン農家にとっては1つは持っているものですので、一般的な家庭にはないことが多いでしょう。
糖度測定器には、光の屈折を利用して溶液の濃度を測定する屈折計と屈折計よりも簡単に測定できるデジタル糖度計があります。
屈折計は接眼鏡をのぞいて糖度を測定するので1つ1つ測定するのに時間がかかります。
デジタル糖度計は、プリズム面に液をたらしてSTARTキーを押すだけで、3秒後に糖度をデジタル表示させるので簡単です。
値段はデジタル計のほうが高いのでどちらを選ぶかはあなた次第です。
糖度測定方法
糖度を測定する手順は簡単です。
- 果肉をスプーンなどで取る
- 指で果肉を押しつぶし果汁をしぼる
- 測定器に果汁をつけて糖度測定
上記の3手順だけで簡単に糖度が測定できます。
メロンの糖度を測るときの注意点

メロンの糖度を測定するときは注意が必要です。測定する箇所で糖度が全然違うので気をつけましょう。
場所によって糖度が違う
メロンは場所によって糖度が違うということは知っていましたか?

場所 | 糖度 |
---|---|
ツルに近い部分 | ③番目に高い |
真ん中の部分 | ①番高い |
尻に近い部分 | ②番目に高い |
このように、測定する場所によって糖度が違うので測定するときは真ん中の一番糖度が高い部分を測定します。
ちなみに、メロンを食べるときはツルが付いていた場所から尻に向かって食べると最後まで甘くおいしくメロンを食べることができますよ。
試し割りは1~2個程度で十分です
種の周りの果肉や種のわたに近い果肉は、糖度が高いです。
種に栄養を与えるために、種とわたの部分の果肉は糖度が高くなっています。なので、糖度を測定するときには一番高い部分の果肉をとりましょう。
試し割りをして糖度が十分だった場合は、試し割をしていない他のメロンもだいたい同じくらいの糖度だと思ってください。
何個も試し割りをする必要はありません。
1個や2個程度で十分です。
果肉の色が違う場合は、赤と緑で1個ずつ収穫してきて測定するといいですよ。

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