収穫方法

メロンの日持ちは品種で全然違う!常温で何日?食べ頃と保存の基本

普段、何気なく食べているメロンですが、

「早く食べないと悪くなりそう」
「どのくらい日持ちするの?」

と迷ったことはありませんか?

実は、メロンは品種によって日持ちの良し悪しが大きく違います。
今回は、そんなメロンの「日持ち」について分かりやすく紹介します。

メロンの日持ちは品種によって大きく違う

メロンの日持ちは、品種によって大きな差があります。

  • 日持ちの短い品種では 2〜3日で傷んでしまうもの
  • 日持ちの良い品種では 常温で3週間ほど保存できるもの

もあります。

中でも、
「アールス・フェボリット」の血を引く品種は、比較的日持ちが良い傾向があります。

ただし、日持ちが良いメロンには特徴があり、

  • 収穫直後は果肉が硬く、食べにくい
  • ある期間を過ぎると、今度は柔らかくなりすぎる

といったことが起こります。

メロンの日持ちを左右する「エチレン」とは?

この日持ちの違いに大きく関係しているのが、
「エチレン」 という物質です。

エチレンとは、
👉 果実自身が出す「熟成を進めるガス」のことです。

  • 日持ちの悪いメロン
     → エチレンの影響を受けやすい
  • 日持ちの良いメロン
     → エチレンの影響を受けにくい

さらに、
日持ちの良い品種は、エチレンの発生量自体が少ないことも分かっています。

そのため、
熟すスピードがゆっくりで、長く保存できるのです。

メロンの日持ちと「食べ頃」の関係

メロンは、他の果物と少し違った特徴があります。

どんなに日持ちが短い品種でも、
収穫直後は果肉が硬く、食べにくいのが普通です
(※取り遅れをしていない場合)。

収穫後、

  • 早いものでは 1日ほどで食べ頃
  • 遅いものでは 1週間近く経たないと柔らかくならない

と、品種によって差があります。

このため、
「いつ食べたらいいか分からない」
という声が多くなりました。

食べ頃表示が付くようになった理由

そこで登場したのが、
「食べ頃表示」です。

温室メロンやアールス系メロンでは、
食べ頃の日付やシールが貼られて販売されることがあります。

スーパーなどで、
メロンに小さなシールが貼ってあるのを見たことはありませんか?

ただし、
ハウスメロン(簡易施設で作られるメロン)では、
食べ頃表示がされていないことがほとんどです。

その理由は、
ハウスメロンは 収穫後3〜4日ほどで食べ頃になるものが多く、
特別に表示しなくても問題が少ない
からです。

親の品種で日持ちはどう変わる?

新しいメロン品種を作るときは、
性質の異なる品種同士を交配します。

例えば、

  • 片親がアメリカ系の露地メロン
     → 日持ちはあまり良くない
  • 片親が夏系アールス
     → 日持ちがかなり良くなる

という傾向があります。

アールス・フェボリット種が広く普及した理由の一つも、
香りはやや控えめになったものの、
従来品種より日持ちが良かったことにあります。

今後は、

  • 輸送に耐えられる
  • 海外にも輸出できる

日持ちの長いメロン品種が、
さらに人気になっていくと考えられます。

まとめ|メロンの日持ちを知れば美味しく食べられる

今回は、メロンの日持ちについて紹介しました。

  • メロンは 品種によって日持ちが大きく違う
  • エチレンの影響が日持ちを左右している
  • 食べ頃表示は、消費者にとって大きな助けになる

最近は食べ頃表示のおかげで、
「食べるタイミングを逃す」ことは少なくなってきました。

それでも、
メロンをよりおいしく食べるための知識は、まだ十分に広まっていません。

これからも、
多くの人に知ってもらえるよう発信していきたいですね

メロンの食べ頃をわかりやすくまとめてます。
▶︎ メロンが硬い原因は?食べごろを早める・遅らせる保存方法を農家が解説

ABOUT ME
佐々木
秋田でメロン栽培している農家。 農業初心者&新規就農者に希望を届けたい! メロン栽培の面白さに惹かれ農業開始→就農1年目でメロンで壱等・知事賞を受賞 。ブログでは農業の考え方などを配信中
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