新米はいつ食べられる?都道府県別の稲刈り時期

秋になると新米が食べたくなりますが、実は都道府県別で稲刈りの時期は微妙に違うということはご存じでしたか?
今回は、都道府県別の稲刈り時期についてご紹介いたします。
目次
沖縄では6月には稲刈りが始まる!
稲刈りが一番早いのは沖縄です。
なんと6月の下旬には稲刈りが始まる品種もあるのです!
まだ田植えをしている時期くらいから稲の収穫が始まるので、どこよりも早く新米を食べたい!という方は沖縄のお米をチェックしてみてください。
全国的に稲刈りが行われるのは9月に入ってから
9月上旬になると三重、福井、千葉などで稲刈りが始まります。
次いで9月中旬から下旬にかけては関東、関西、東北、北海道など、多くの都道府県で稲刈りが行われます。
東北や中部地方、九州地方は10月に入ってから
北陸や中部地方の稲刈りは10月に入ってからのところが多くなります。
関西でも大阪、奈良の稲刈りはこれくらいの時期です。
また、ちょっと意外ですが、暖かそうな九州の稲刈り時期も多くは10月上旬から中旬となっています。
全国都道府県の中でも稲刈りが最も遅いのは10月中旬に稲刈りが始まる群馬県という結果も出ています。
稲刈りの時期は品種によって違う場合も!
全国の都道府県別に稲刈りの時期をご紹介しましたが、ここで注意したいのが稲の種類によっても収穫時期が違うということ。
育つのが早い稲を「早生(わせ)」、中間くらいの稲を「中稲(なかて)」、育つのが遅い稲を「晩稲(おくて)」と呼び、種類によって収穫時期にかなりのズレが生じます。
また、気候によって育てる稲を変えている地域も多く、今回ご紹介した都道府県別の稲刈りの時期に関してはあくまで参考程度に考えていただくのがいいと思います。
全国的な平均を見て、稲刈りのシーズンは9月上旬から10月中旬と考えておいていいでしょう。
都道府県別の稲刈り時期をチェックしてみよう
都道府県別の稲刈り時期について分かっていただけましたか?
日本一早い稲刈りは沖縄、日本一遅い稲刈りは群馬という結果になりました!
ちなみに、「新米」とは、収穫された年の12月31日までに包装されたお米のことを指します。
毎年秋になると新米を買いたい!と急ぐ方も多いかもしれませんが、意外とゆっくりしていても新米は食べられるみたいですね。
新米は水分をたっぷり含んだ状態なので、いつもより少しだけ炊飯器に入れる水を少なくすると柔らかくなりすぎず、美味しい状態で食べることができます。
そんな豆知識も踏まえて、今年もおいしい新米を食べてくださいね。