農業を始めるなら知っておきたい品種改良の基礎

佐々木
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秋田でメロン栽培している農家。 農業初心者&新規就農者に希望を届けたい! メロン栽培の面白さに惹かれ農業開始→就農1年目でメロンで壱等・知事賞を受賞 →3年連続壱等を取り顕彰状を貰う予定 。 ブログでは農業の考え方などを配信中【月間1万pv達成】
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農業を続けていくと必ずと言ってもいいほど品種改良を考える必要が出てきます。

難しそうで分からない、手が出せないという方のために、品種改良について分かりやすくまとめてみました!

品種改良の基礎知識

まずは品種改良についてご説明いたします。

品種改良とは、目的に合った品種を新しく作り出すこと。

丈夫で育てやすく、安定して収穫ができるものや、おいしくて機能性がいいものなど、様々な種類の農作物の種をかけ合わせてよりいい農作物を作るという試みのことをいいます。

おいしくても生産性が悪くコスパが低ければ、なかなか流通しにくく売上にもつながりません。

かと言って生産性ばかりに気を取られていると美味しくない、見た目が悪いなどの問題も出てきますよね。

これらを解決するためにも、農業をしていく上では品種改良は避けては通れない道なのです。

品種改良の種類

品種改良の種類についてですが、こちらは大きく4つの種類に分けることができます。

一つずつ見ていきましょう。

分離育手種法

自然に育った農作物の中から、突然変異的に現れた変わり種を元に品種改良を行う方法です。

自分の畑を熱心に観察していると、いつもとちょっと違う様子の農作物が見つかることがあります。

この種をうまく利用することで、新たな種類が生まれるかもしれません。

しかしこの分離育手法は偶然の産物。

なかなか頻繁にできるわけではありませんし、自分の目的に合った種が突然現れる保証はありません。効率が悪いのがデメリットです。

交雑育手法

次の品種改良の方法は交雑育手法です。

二つの違うメリットがある種を掛け合わせることで、より目的に合った農作物を作ろうというもの。

たとえば、おいしいけど育てるのに手間がかかる農作物と、おいしくないけど育てるのが簡単な農作物。

この二つを掛け合わせて、おいしくて育てやすい農作物を選んでいくというものです。

こちらもすぐにうまくいくわけではなく何度も失敗を重ねるのが前提ですが、分離育手法よりは堅実に成功を目指すことができます。

放射線育種法

農作物に放射能をあてて強制的に普通と違った種を生み出す方法。

放射能と聞くと有害なイメージがありますが、禁止する法律もなく、ガンマ線なら安全性が高いという理由から今でも世界中でもちいられています。

遺伝子組み換え技術

農作物の遺伝子の中から変えたい遺伝子だけを変える方法です。

安全性や環境への影響を懸念する声が多い品種改良の方法ですが、現在でもアメリカを始め世界中で用いられている手法の一つです。

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