F1品種と遺伝子組換えについて勘違いしてませんか?

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秋田でメロン栽培している農家。 農業初心者&新規就農者に希望を届けたい! メロン栽培の面白さに惹かれ農業開始→就農1年目でメロンで壱等・知事賞を受賞 →3年連続壱等を取り顕彰状を貰う予定 。 ブログでは農業の考え方などを配信中【月間1万pv達成】
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あなたはF1品種と遺伝子組換えの違いについて分かりますか?

また、「遺伝子組換えは聞いたことあるけどF1ってなに?」と思っているのではないでしょうか。

今回は、あなたが勘違いしているであろうF1品種と遺伝子組換えについて紹介していきます。

F1品種とは

F1とは農作物では聞きなれない言葉だと思います。

これは、雑種第1代(first filial generation)と言って同じ系統の両親と交配して生まれた第1世代目の子のこと。

英語の頭文字からF1と略されることが多いです。

知っている人が少ないかもしれませんが、スーパーなどで売られている野菜はほとんどこのF1品種なのです。

農作物をF1にすることによって今までは形も揃わなかったり、作りにくかったものが生育が揃い比較的簡単に栽培することができるようになります。

また、F1にすることにより雑種強勢という特性によって両親よりも大きさなどが優れたものになるのです。

ただし、この優れた形態を持つのは1代限り。

次の世代からはF2と呼ばれ品質にばらつきが出てきてしまいます。

なので、農家は種屋から毎年タネを買わないといけません。

遺伝子組換えとは

こちらは聞いたことがある人が多いかと思います。

遺伝子組換え(genetic modification)略称はGMです。

F1品種は同じ系統の交配によってできるが、遺伝子組換えの場合は同じ系統でなくても掛け合わせることができる。

どうゆうことかというと、F1は同じ植物と植物による掛け合わせなのに対して遺伝子組換えは植物の遺伝子を動物の遺伝子に組み込むことができるのです。

その逆もできます。

この遺伝子組換えで代表的なのが除草剤の耐性を持った作物です。

そうすることで、アメリカなどの広大な土地に作物を植えて雑草が生えてきたら飛行機から除草剤をまくと作物は枯れずに雑草だけを枯れさせるようなことができます。

この遺伝子組み換え作物をどうやって作るかというと少し複雑で分かりにくいかもしれないので簡単に説明します。

組み換えの方法はいくつかありますが、一番多いのが「アグロバクテリウム法」という方法です。

アグロバクテリウムというは細菌で組み込みたい遺伝子を切り取りこの細菌の中に入れます。

これを植物などに感染させることで遺伝子を組み込むことができます。

F1品種と遺伝子組換えの勘違い

F1品種と遺伝子組換えを混同してしまう人がいて間違った解釈をしてしまっています。

F1品種は遺伝子を操作して作られているのではありません。

それぞれの特徴を持つ作物を掛け合わせることでそれぞれの特徴が強化されより大きさも味も均一で優れた作物を作り出すことができるのです。

F1品種については様々なことを言われ誤解が多い。

代表的なのがタネなしスイカです。

タネがないので子孫を残すことができないため生物的に異常であるため食べたら人体に影響がでるのでは?というもの。

これに関しては全く根拠がありません。

あなたがスーパーで買って食べている野菜はほとんどはF1なのでそれを食べたても病気になったりしませんよね?

そこから考えてみてもF1品種というのは人体に問題はありません。

むしろ遺伝子組み換え作物の方が問題があります。

これは除草剤が効かない作物や虫が食べたら死ぬ作物を作ることで除草剤や殺虫剤を減らすというのを目的に作られたものがあります。

大量に除草剤をかけられた作物を食べたいですか?虫が食べられないような作物を食べたいでしょうか。

それを食べて人体に影響はないのでしょうか?

実験では、遺伝子組み換え作物を食べ続けたマウスは悪性腫瘍や内臓障害が起きています。

このことからもわかるようにF1品種と遺伝子組換えでは大きく違いがあるのです。

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