農業従事者の高齢化問題

佐々木
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秋田でメロン栽培している農家。 農業初心者&新規就農者に希望を届けたい! メロン栽培の面白さに惹かれ農業開始→就農1年目でメロンで壱等・知事賞を受賞 →3年連続壱等を取り顕彰状を貰う予定 。 ブログでは農業の考え方などを配信中【月間1万pv達成】
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近年、農家離れが目立つようになりました。

この問題については少子高齢化や地方から都会への人口流出も原因となっています。

加えてTPP交渉についても目が離せませんが、どれにしても、今後私たちが日本の安全な作物を食べる機会が少なくなる可能性はかなり高まっています。

今回は日本農業の問題、農業従事者の不足について考えていきましょう。

 

近年の農家離れ問題

近年、農家の後継問題が表面化しています。

理由としては色々あるのですが、実際に自分が農家を営むことを考えるとどうでしょうか?想像したことはありますか?

農家を営むこと=1年中農作物の世話をしなければならないということにも直結します。

米のように一定期間は水を引いてほったらかしでも成長するものもありますが、日本の農家にはまだそれ以外にもたくさん作物があります。

作物を育てることは水を引く、ビニールハウスを作る、農薬を撒くなどその環境整備も必要ですし、天候によって収穫量や出来栄えも左右されてしまいます。

正直なところ農家だけで食べていくことはできるのか?という疑問に「はい」と断定できません。

このように環境に左右されるし手間がかかるという点より、農家離れが加速し、そして地方から都市部に仕事を求めて人口流出が起きているので跡取りがいないという問題も起きています。

こういった問題の解決策として、地方農家を営む男性のところに女性が嫁ぐケースもあるようです。

けれども、都会の感覚で新しいものを取り入れる(例えば服装や行動、その立ち振る舞いなど)と、近隣の年配者の方に噂されてとても窮屈で居づらい。という心の問題も出てきています。

結果として田舎に人が来ないという最悪の結果となってしまっています。

 

加えて少子高齢化問題

そしてこの農家離れをさらに加速している問題が少子高齢化問題です。

跡取りがいない、田舎に流入する人口も少ない、逆に地方からは流出している。

となると自然と年配者の農業従事者が相対的に増えます。

よって農家の高齢化が起きているのです。

高齢化の問題と、少子化の問題が起きています。

女性の働き方、そして生き方の選択の幅が広がりましたね。

仕事を求めて女性の社会進出が活発になりました。となると本当に結婚、出産=幸せ?という疑問も出てくるわけです。

他にも問題があり、長時間労働で自殺をする人が増えましたね?

そのような問題からも、親としては安定かつ休みがあり給与もしっかりあるところに入社してほしいという気持ちが強まります。

そして、日本はまだまだ学歴至上主義です。

つまり、大卒でなければ採用試験さえ受けさせてもらえないところもあるのです。

学費を捻出するためには農業だけでは生計が立てられない場合がほとんどです。

ある程度の収入が見込めないと、自分の子供は幸せになれない、それに結婚=お金がかかるという意識の問題もあり、これも無視できません。

 

日本の農作物を守るために何ができる?

原因としていくつかまとめると、農業従事者が不足するのは後継問題、そして少子高齢化問題、さらには女性の社会進出が影響しているようです。

日本の農作物の生産を維持していくためにはある程度ロボットに頼るような措置をしないといけない気もしてきますね。

全てにおいて人が管理することは難しいけれど、いくつかの工程を無人で行うことができれば人手不足という問題も解消されるようにも思えます。

いくら農業が魅力的であったとしても、もはや、これは農業だけの問題に留まらないようです。

後継者問題であれば農業体験を学校の授業に加えて、小さいうちから農業に関心を持ってもらう企画をすること、そして、田舎に住む人にはどんな人が来ても価値観を受け入れる体制を整えておくことが重要になるかもしれません。

 

良いものは残し、社会の変化にも対応していくべきである

日本の農作物は海外からも安全で質が良いとい一目置かれているほどです。

日本人の性質がそういった価値あるものを作りだせているのでしょうね。

これがなくなってしまうことは非常に残念なことだと思います。

農作物の供給を維持していけるように、これからどうすれば良いのか個々人でも深く考えていく必要があるようですね。

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