メロンってどうやって作るの?栽培方法を5分で簡単に紹介。

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秋田でメロン栽培している農家。 農業初心者&新規就農者に希望を届けたい! メロン栽培の面白さに惹かれ農業開始→就農1年目でメロンで壱等・知事賞を受賞 →3年連続壱等を取り顕彰状を貰う予定 。 ブログでは農業の考え方などを配信中【月間1万pv達成】
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メロンの作り方と聞くと「難しい」「大変」といったことを思うかも知れません。

しかし、作り方さえわかってしまえば意外と簡単にできてしまいます。

メロンを作ってみたいけど、どのように作っているか分からない人もいると思うのでご紹介したいと思います。

メロンの栽培方法は2種類

メロンの作り方は大きく分けて2種類あります。

ガラス温室・ハウスで栽培する方法や外でトンネルを作り栽培するやり方があります。

順に説明していきます。

施設栽培

昔からの温室メロンはスリークォーター温室といって太陽の光を温室内に全ていきわたるような作りになっている。

このような温室で栽培するのは「アールス・フェボリット」の栽培方法。

アールス系メロンは、「アールス・フェボリット」の種から簡単に栽培できるように育種された品種。

なので、ガラス温室よりも簡単な普通のビニールハウスでも栽培できます。

露地栽培

外で栽培するにはトンネル栽培をします。

この栽培方法は降水量が少ない、地下水位が高くないところなどの場所でないといいものは収穫できません。

トンネル栽培で栽培できるのはネット系やノーネット系メロンも普通に栽培できますが、品種は環境に強い品種を選ぶ必要があります。

メロンの仕立て方は2種類

ハウスメロンはもともと立ち栽培が基本なのですが、ガラス温室やビニールハウスの設備にお金が掛かってしまいます。

なので、露地のトンネル栽培のような地這いは比較的簡単に安くできるためアールス系メロンなどの立ち栽培は一部のみで一般的にはほとんど地這い栽培です。

そこで、それぞれの特徴を紹介します。

立体

立ち栽培は基本的に1株に1個だけしか実を着けません。

1株に2つ実を着けるようなことはしません。

着果位置は、メロンの大きさや形に影響してきます。

着果位置が高いほど大玉、低いほどへん平。

高いと縦長になってしまう。

ネットは低いほど密で盛り上がりが良くなり、高い位置だとネットが粗く盛り上がりも足りなくなってしまいます。

地這い

地這い栽培は1つの株に3〜4個実をつけます。

こう見ると地這いの方が多くとれると思いますが、実際は一株からつるを二本出すので立ち栽培ととれるメロンの個数はあまり変わりません。

地這いのメロンは下の位置でも大きくなります。

連続に2つ実を着けても着果位置より上に12枚葉を着ければ下の葉と合わせて葉数不足でうまくできないということはありません。

交配は手交配かミツバチ

実を着けるためにはメロンの場合、他の花粉を雌花につける必要があります。

この作業が交配(こうはい)。

やり方は手で交配する手交配かミツバチを使った交配のどちらかによって実を着けることができます。

それぞれ長所・短所を紹介したいと思います。

手交配

人工交配は朝6時ぐらいから始めて10時ぐらい遅くとも午前中に終わるようにする。

これ以降は花粉が出なくなるため筆を使ったやり方と雄花の花粉をそのまま雌しべに擦り付けるやり方がある。

この人工交配のメリットはミツバチが飛ばなくなったときなどに役に立ちますが、時間がかかる作業なので時間内に終わらせないといけないことがデメリットになります。

ミツバチ

基本的にミツバチがほとんど交配に使用されています。

ミツバチは朝8時ぐらいには交配を終わらせているので時間を気にすることはありません。

ですが、ミツバチは14度以下の寒くなると働かなくなってしまうので14度以上に温度を保つ必要があります。

ミツバチのいいところは交配をしてくれるが、寒い朝など温度が十分にないときは働かないので、注意が必要です。

[関連記事]農業においてミツバチはとっても重要!いなくなるとどうなる?

交配から収穫まで

交配作業が終わったら立ち栽培では1個にし、地這い栽培では3〜4個を着けあとは取り除きます。(摘果)

その後、立ち栽培の場合はヒモで吊ったり袋をかけたりします。

地這い栽培は果実の下に専用の皿を敷き、メロンを立たせる。

収穫は開花後50〜58日を目安にして収穫します。

その他にも収穫にはいろいろな判定方法があります。

[関連記事]誰でも簡単に美味しくメロンを食べる方法

収穫適期の判定方法

①着果の日付を果実ごとにつける。
最も確実な方法ですが、1つ1つ手作業でやらなければいけないので作業が大変。

②マグネシウム欠乏が出る。
果実から直接出ている葉がマグネシウム欠乏によって枯れてくるのでそれを目安にする。

③試し割りをして糖度を確認する。
メロンを試し割りをして糖度が十分にあれば収穫を行う。

まとめ

メロンの作りかたを紹介してきましたが、理解していただけたでしょうか。

紹介した内容をざっくり整理すると。。。

・栽培方法は施設栽培と露地栽培の2つある。

・仕立て方法は立ち栽培と地這い栽培の2つある。

・交配は人工交配かミツバチで行う。

・着果するメロンは立ち栽培と地這い栽培で個数が違うが取れる量は同じ。

・立ち栽培ではヒモ吊りや袋掛けをするが地這いでは皿を敷く。

・収穫方法は日にちや欠乏症、試し割りや確認をしてから収穫する。

以上になります。

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