交配をして3~4日してくると少しずつ子房が膨らんできます。
メロンは1つの樹に何個も実をつけておくことはできません。
そこで、いいものを選んでそれに栄養を集中させてあまいメロンをつくるようにします。そのためには摘果作業が欠かせません。
今回は、摘果で良い形のメロンを作るための見極め方について紹介したいと思います。
良い形のメロンをつくるための選定方法
結論から言ってしまえば、卵形がベストです。
6日後で2果に、8日目で1果にする。
交配後、4日後ぐらいから受精した花は子房が大きく肥大してきます。
6日後でだいたいウズラの卵大の大きさのときに良いものを2つ選んで他はすべて取ってしまいます。
このときにメロンに付いている花弁は灰色カビ病の防除のためにも早めに取り除きましょう。
交配後8日後くらいになると鶏の卵大になります。このときには1果に決めて摘果します。
子メロンの選定条件
摘果するときにの選ぶポイントは、
- やや縦長で花落ちが小さいもの
- 果枝部の短いもの
- 肩がこけていないもの
- 卵型に近いもの
上記のものに近いものを選定していきます。順番に見ていきましょう。
やや縦長で花落ちが小さいもの
花落ちとは、メロンの下の花びらが残っているところのこと。
これが小さいものを選びます。
花落ちから果実が腐ってくる場合があるので形が悪いものや大きいものは取ってしまいましょう。
果枝部の短いもの
これは、メロンの付け根あたりの首のT時のツルのところが短いものということ。
長いとメロンができたときに首が長くなってしまってあまりきれいなメロンにならないのでできるだけ短いものを選んでください。
もしも、短いものがない場合は仕方ないですが、短いものじゃないとダメなわけではないのであればで大丈夫です。
これはそんなに気にしなくても大丈夫なので、あれば優先して選ぶ程度でいいです。
肩がこけていないもの
肩というのは、上写真のようにメロンの上の首の部分がとんがったようになっているとその後の出来もかっこ悪いメロンができあがってしまいます。
なので、できるだけ肩がこけていない丸いものを優先して選ぶようにします。
卵型に近いもの
これが一番ベストで、縦長の卵型のようになっているもの。
卵型だと、「縦長になってしまうのでは?」と思うかもしれませんが成長して大きくなってくると丸く肥大してくるので縦長で大丈夫です。
逆に、横に太いとカボチャみたいなメロンになってしまうので注意が必要です。
これらの条件を満たしたものを、最終的に選択してよい形のメロンになるようにします。
摘果したメロンは食べられる
摘果したあとは捨ててしまうのかと思っているかもしれませんが、実は摘果メロンは食べることができます。
漬物にしたりぬか漬けにしたりして食べることができるんです。
味はキュウリに近いような味がしておいしいですよ。
道の駅などではたまに袋に詰めて売られていたりしているので探してみてみるとあるかもしれませんよ。
作り方も簡単にできるので、ちょっとした時間にも作れるのでオススメです。ぜひ試してみてください。
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