メロンを交配して、吊るし作業と袋かけ作業が終わったらほぼ大事な作業は終わりです。
後は、収穫までの管理が大事になってきます。意外とここから失敗してしまうことがあるので注意が必要です。
今回は、栽培後半の栽培管理のポイントについて紹介したいと思います。
栽培後半に大切な3つのポイント
交配が終わって、露地栽培では皿しきが終わるとほぼ作業らしいようなものはありません。
しかし、ここで油断していると病気やしおれに気づかずにせっかく頑張って育てたメロンが台無しになってしまいます。
そこで、栽培後半における3つのポイントを紹介します。
・病気になっていないか見回る
・しおれていないかの確認
・適切な温度管理
以上の3つがあります。順番に見ていきましょう。
病気になっていないか見回る
これは、とても大事な作業です。とくに栽培の後半は、ハウスには行かなくなることが多いので少なくとも2日に1回はハウスに行ってどうなっているか状況を確認するといいでしょう。
できたら毎日ハウスに行ったほうがいいです。
そして、病気を発見したらすぐに対処するようにします。めんどくさがって後まわしにしているとどんどんと広がって面倒なことになります。
発生の初期に対処することで、農薬を少ない量でも撃退できるので早ければ早いほうがいいですよ。
しおれていないか確認
これも、同じようなことですが、水分が足りていなくて葉がしおれていたら果実にも影響してしまいます。こうならないように、葉を手で触って柔らかくなっていないか確認しましょう。
もししおれていたら、午前中のうちにかん水してあげましょう。
このときに、開花して10~20日ころの場合、最初のネットが出始めるので少量ずつ数回に分けてかん水してください。
この時期に急にかん水すると、大割れしやすいので。
栽培の後半期はチューブでかん水するよりも通路に水を流してあげると効果的です。
適切な温度管理
温度管理も重要で、ハウスを締め切っていてハウス内が蒸し暑い状態にしてしまうとキャンカーなどの病気が発生しやすくなります。
天気予報などで気温を確認してハウスの開け閉めで調整してあげましょう。ハウス内の温度は25度が適温です。夜は15度以下になるときは閉めてそれ以上は開けること。
ちなみに、ハウス内の温度は気温の+2~3度違います。
台風や大雨の場合は、ハウス内に雨が入らないように閉めるのを忘れずに。
収穫するまで気を緩めないようにしよう
病気になると大変です。しっかりと観察して把握しましょう。
油断して失敗した話
私がまだ、栽培経験が少なかったころは交配が終わって安心していました。これであとは収穫までこのままでいいなと。
今、考えると浅はかでした。完全に気を抜いていました。
これが、ダメだったんです。病気になっているのに気づくことができずしばらくしてからハウスの様子を見に行ったら…
病気が蔓延していました。
原因は、ハウス内が蒸れてキャンカーが発生していて、メロンの樹が枯れてきていました。こうなると農薬で直そうとしても手遅れなので、症状がひどいものはやむ終えず引っこ抜くことに。
ほっといてもどんどんと隣の株に伝染していってしまうので、仕方なかったです。
解決策:病気で枯らしたくなかったら見回れ
こういった失敗から、ハウスの巡回は大事だなと感じました。
どんなに他の仕事が忙しくても、すこしの時間でハウスを見に行く時間を作るべきです。でないと、私みたいに収穫が近くなってから病気にしてしまう可能性があります。
日中暑いなら、早朝や夕方の涼しい時間帯に見て回るといいですよ。これなら、暑い中ハウスに入ることはなく、楽に確認しにいけますね。
収穫までしっかり管理すると出来がよくなる
当たり前ですが、しっかりと最後まで管理されたメロンは出来も良くなります。
病気にもならずに素直にのびのび成長せると見た目も味もよくなります。そのためには、栽培後半になっても、気を抜かずにしっかりと見回りして管理するようにしましょう。
あとで、「あの時ちゃんと管理しておけばよかった」と後悔しても遅いですので。
初めは、病気になっているのに気づかないかもしれませんが、経験を積んでくると発生の初期の小さい症状までわかるようになります。
後悔はしたくはないので、私はハウスの見回りを毎日継続していきたいと思います。
【重要】病気になったらすぐに対処しよう【主な病害虫4つ紹介】
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