交配が無事に終わって、一安心したらもうほぼ半分は終わっているようなものです。
あとは、交配後の栽培管理が重要になってきます。
交配がうまくいって気を抜いているとここで失敗して病気やメロンにカビを生やしてしまうなどの事態になりかねません。
交配後も気を抜かずにしっかりと管理する必要があります。
今回は、交配後の管理についてどうするのかを紹介したいと思います。
交配後の栽培管理を上手にする方法
結論は整枝・水分・温度管理が重要ということです。
私が失敗した理由
まだ、メロン栽培になれていなかった私は交配後の栽培管理がうまくできなくて病気にしてしまったり、メロンの表面にカビを生やしてしまうなどの失敗をしてしまいました。
なぜそうなったのかというと、温度管理と整枝管理ができていなかったからなんです。
交配後は不要なわき芽をすぐに除去しなくてキャンカーなどの病気を発生させてしまいました。
特に温度管理が難しくて、夜温の温度を見て閉めたり開けたりを決めないといけませんがそれがうまくできなくてカビを生やしてしまうということをしでかしたり。
そのときは、まだ経験不足だったのもありますが勉強不足だったと思っています。
これを見ているあなたは、私と同じような失敗をしないように交配後の管理方法をこれから紹介します。
交配後の管理で大切な3つのポイント
交配後の栽培管理で覚えておくべきことは下記の3つあります。
- ポイント①整枝管理
- ポイント②水分管理
- ポイント③温度管理
順番に解説していきます。
ポイント①整枝管理
交配後は下葉1~2枚ほど除去して地際部の風通しをよくしましょう。
こうすることで、キャンカーなどの病害虫の発生を抑えることができます。
個人的になんですが、この作業は交配前に摘心と一緒に終わらせるようにしたほうがいいと思います。
交配後に玉つり作業とかの後にやると、時間がかかって心が折れてしまう可能性があります。
それよりも早めに終わらせておくと作業的に楽ですね。
ポイント②水分管理
次に大切なことは、水分管理です。
通常は交配期には地下水にまで根が達していて、早朝に観察すると葉緑に露がついていたりします。このような状態であれば収穫期までの潅水は必要ありません。
しかし露がつかず、果実肥大も遅れているようであれば、少量ずつ数回に分けて潅水しましょう。
ただし、縦ネット発生期は大割れしやすいのでさけてください。だいたい開花後10~20日ころは潅水は控えるように。
このころの潅水は、チューブよりも通路に潅水したほうが効果的ですね。
ポイント③温度管理
温度はハウスの開け閉めで管理しましょう。
- 春作では夜温が15度以下になるときはハウスを閉める。それ以上のときは収穫期まで開放。
- 夏作では夜温が10度以下のときまでハウスは開放。
- 台風や大雨のときは閉める。
上記のとおり。
夜温がどのくらいまで下がるのかはアプリや天気予報で確認して閉めるか閉めないべきかを判断しましょう。
当たり前ですが、台風や風が強いときなどはハウスは閉めましょう。
最後に:交配後の理想的な草姿
最後に理想的な草姿について紹介して終えようと思います。
天葉の大きさは果実の大きさに密接に関係しています。開花後15日目頃までに幅30cm程度の大きさになるのが望ましい。
これよりも小さいと果実の大きさも悪くなります。
天葉が下葉よりも小さいと生育が不良なので、できるだけ円筒形や杯形に近づけるような管理をしましょう。理想的な草姿にするためには水分管理が大切ですよ。
きれいなネットを張るためには水管理が重要【急なかん水はしない】
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