圃場作りと定植から管理

【保存版】メロン栽培の立体 vs 地這い|メリット・デメリットとおすすめの選び方

メロン栽培には大きく分けて
立体栽培(支柱やひもに誘引して上へ伸ばす方法)
地這い栽培(ツルを地面に這わせて育てる方法)
の2種類があります。

「どちらが良いの?」と迷う方も多いと思います。
ここでは、実際に両方を経験した立場から、それぞれの特徴・メリット・デメリットを分かりやすく紹介します。

立体栽培のメリット・デメリット

■ メリット

  • 立った姿勢で作業できるため、腰への負担が少ない
  • わき芽かきなどの整枝作業がやりやすい
    → ツルの整理がしやすく、形を整えやすい
  • 人工授粉(人の手で花粉をつける作業)がしやすい

■ デメリット

  • 栽培にはハウスが必須
    → 雨に弱いので、露地(屋外)では難しい
  • 誘引や袋かけなど、定期的な作業が多い
  • 1株につき1果しか作れないことが多い

まとめ(立体栽培)

立体栽培の最大の利点は 「作業効率の良さ」
立ったまま管理できるので腰に優しく、整枝や交配(人工授粉)もスムーズにできます。

ただし、

  • ハウスが必要
  • 誘引や袋かけなど手間が多い
    ため、導入・維持コストは高めになります。

地這い栽培のメリット・デメリット

■ メリット

  • 1株から3〜4果収穫できる(収量が多い)
  • ハウスなしでも栽培できる(露地栽培OK)
  • 誘引作業がほぼ不要。ツルを引くだけで管理が簡単

■ デメリット

  • 中腰作業が多く、体への負担が大きい
  • 整枝作業がやりにくい
  • 人工授粉はやや面倒
    ※ただし、ミツバチに任せれば大幅に楽になります。

まとめ(地這い栽培)

地這い栽培の魅力は 「導入しやすさ」
ハウスが不要で、最低限の支柱やトンネル資材があればすぐ始められます。

収穫数は多いものの、どうしても中腰の作業が増えるため、体力的な負担は避けられません。

体験談:総合的にみると地這いが楽

両方の方法を経験した結果、
総合的にみれば地這い栽培のほうが楽 だと感じます。

立体栽培は腰は楽ですが、

  • 誘引
  • 吊り上げ
  • 袋かけ
    など、細かい作業が多いのが大変。

一方の地這い栽培は、中腰はしんどいものの
工程がシンプルで、やることが少ない
のが大きな利点です。

また、ハウスのような大きな設備投資も不要なので、
初心者には特に向いていると感じます。

「どちらが良いか」は環境と自分のスタイル次第

結論としては、
自分が続けやすい栽培方法を選ぶのが一番 です。

両方にメリット・デメリットがあり、
環境・目的・体力によって向き不向きは変わります。

おすすめの選び方

  • ハウスがある農家
    → 稲の育苗ハウスを活用して立体栽培を試すのがおすすめ
  • 畑だけある方
    → まずは地這い栽培からスタートすると失敗が少ない

自分の環境に合わせて無理なく始めてみると良いでしょう。

↳【体験談】整枝・誘引はひもと棒を使う場合は一長一短がある

プランター・鉢植えでもメロンは栽培できる

「畑もハウスもない」という方には、
プランター栽培 がおすすめです。

支柱を立てて誘引する、
小規模な立体栽培
の形になります。

ベランダや庭の小スペースでも挑戦でき、家庭菜園としても十分楽しめます。

※ただし、鉢では根の広がりが制限されるため、
肥料切れ(栄養不足)になりやすい点に注意 が必要です。

【プランター栽培】メロンはプランターで栽培可能です【肥料切れに注意】

▼ メロン栽培の全体の流れを知りたい方はこちら
▶︎ メロンを種から育てて収穫するまでの栽培手順

ABOUT ME
佐々木
秋田でメロン栽培している農家。 農業初心者&新規就農者に希望を届けたい! メロン栽培の面白さに惹かれ農業開始→就農1年目でメロンで壱等・知事賞を受賞 。ブログでは農業の考え方などを配信中
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