秋田甘えんぼメロンとは?
秋田県限定オリジナル品種
秋田県では冷涼な気候を生かした「白南遠」(はくないえん)という純系アールス種を昭和40年代に盛んに栽培されていました。
しかし、隔離ベット栽培が不可欠であったため次第に生産者が減少。
代わりに、市販のアールス系メロンを作付けされるようになりましたが、食味では高級メロンのアールスには及びません。
そこで、普通のビニールハウスを利用した地床栽培が可能で作りやすく「白南遠」に匹敵する食味で他県との差別化できる秋田県独自のアールス系メロンを育成。
それが、『秋田甘えんぼメロン』です。
あんめグリーンとは?
発酵しにくく日持ち性に優れた品種
秋田県内におけるネットメロンの主力品種「秋田美人」は、気温が高くなると果実が発酵する場合がありました。
この点を改善した「こまちクイーン」は、発酵しにくいが収穫後の日持ち性が悪く広く普及するまでは至っていない。
また、近年では食味に影響を与える土壌伝染病害のメロンえそ斑点病が拡大しており問題になっている。
そこで、秋田県産のメロンの品質安定化を図るため、発酵果の少なく、日持ち性も良い、メロンのえそ斑点病に抵抗を持つ独自品種を育成。
それが『あんめグリーン』です。
美味しさの秘密とは?
1本仕立て1果どり
秋田甘えんぼメロンの栽培方法は、草勢を管理しやすい立ち栽培です。
そのため、ひとつの樹に1果しか実をつけません。
1果に甘みを凝縮するので甘くおいしいメロンになります。
さらに、メロンが日焼けしないようにひとつひとつの新聞紙でつつみこむように被せています。
必ず収穫前には、試し割りをして糖度が15度以上あるのを確認して収穫。
ネットが盛り上がり高級感のある、あんめグリーン

贈答用におすすめのメロン
地這いメロンとは思えないぐらいにネットが盛り上がり高級感があり、この品種の特性として日持ち性が優れているため、贈答用におすすめです。
発酵もしにくくて、味もよいため長期間の運送でも果実が柔らかくなりにくいので食べ頃の期間が長いこともおすすめの理由。
夏のお盆の時期にどうぞ!